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夫婦のお話
夜、建築家のコジマ・キドサキ夫妻の講演会のためにBankART NYKへ。

この組み合わせ、はっきり言ってレアです。
学部時代の恩師のコジマさんと、横浜来てから初めて会ったキドサキさん。
2人あわせて見たのは初めて。

キドサキさんレクチャー「ニホンスム」
「クウチュウ」「キオク」というキーワードが中心の講演。
今まで住んだ住居のほとんどが集合住宅という形式であったために、上下左右に人の気配を感じる事が当たり前であったというお話。これは確かに一戸建てに住んでいたらあり得ないことで、集合住宅という居住形式が3次元的なモノであったのだと再確認させてくれるコトバで自分の作品を語ってくれた。
子供の時に(もちろん大人になってからも)経験している特別?な空間体験を自分の作品に取り込もうとする姿勢がプロジェクトを通して多々見られる。
しかし途中登場した集合住宅のプロジェクト。メキシコの遺跡での体験をもとに設計したと言っていたけど、コジマさんのスペースブロックより複雑そうなプランニング。実は複雑なモノ好きな夫婦か?

コジマさんレクチャー「地球に住む」
話は最近特に多いアジア・中東地域などでのプロジェクトがメイン。
日干しレンガの話に始まりプロジェクトの話からイスラム圏の金持ち事情まで。話は建築にとどまらず多岐にわたる。最後の方は初めて足を踏み入れる世界の話でなんだかフワフワしていて、地に足が着いていない状態だった。
最後に話されていた事が気になった。師である原宏司氏は世の中のあらゆる物事はフィクションであると言われたらしい。お金や制度、たしかに世界はフィクションで満ちあふれている。サハラ砂漠のような環境に人が住んでいるのもある種のフィクションで成立しているのだと。世の中フィクションがあるから美しいのだと。
この辺りの話、郊外研究のネタに使えないかな。あ、でも取り入れようとすると確実に論が破綻してしまう。マズイっ!

レクチャー後はBankART Cafeでもう少し気楽にって流れになった。
その時コジマさんと話をするhomさんの生き生きとした顔を見ながら、僕のルーツもこの人の所にあるのかなぁと思ってしまいました。久しぶり聞いたあのボソボソッとした話口調。なんか落ち着くんだよな〜。
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by shimpei_ymsht | 2006-02-03 22:42 | 建築
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日々の生活の中に無限の広がりを求めて      by real flatness
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