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建築家が建てるということ
建築家が建てた建物は使いにくい。
まぁこれはよく聞く話。

先日の建築ツアーで前川國男設計の公共施設を訪れたときのこと。
係りの人がしきりに話してくれたのは、
その建築の問題点(使いにくさと言ってもよいか)がほとんどだった。


まだ建築を学び始めた学部1年の頃
建築を訪問して感じた事をレポートするという講義で
「デザインが良くても使いづらいのはいかがなものか・・・」
という話をして講師の人に一蹴された事を思い出す。
その時は何か釈然としないまま
そういうものなのか? という疑問だけが残った。


今でもこの問題にはっきりと答えが出せたわけではないが

「デザインが利便性を超える瞬間」

そういう瞬間はあり得るんじゃないかと考えるようにはなった。
たとえそれが一時的な価値だったとしても。

そういう所のみに建築の価値を全ておわせてしまうと
たぶんそれは出来そこないのアートみたいなダメ建築になるんだろうけど。

特に公共建築などにおいては
一時の訪問者と毎日そこで生活している人、運営している人の温度差なんかもある。
様々な視点から検証する事でしか建築の善し悪しなんて評価できないし。
施設を運営する側にとって良くない=一般の人達にとっても良くない
という等式がすぐに成り立つものでもない。


ただ公共性という言葉が持つ意味は
単に使いやすいなんて部分だけに収束するはずがない。と思う。


ん〜こういう考え方って建築をつくる側のエゴなのか・・・?
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by shimpei_ymsht | 2006-09-03 19:54 | 建築
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日々の生活の中に無限の広がりを求めて      by real flatness
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