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緑園都市
先週なかばの事。論文の事例研究と称して緑園都市へ見学にいってきた。
和田町から相鉄で一本。案外近い。現地でminoruと待ち合わせをする。

緑園都市/山本理顕設計工場
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「全体の計画をまずつくって、その計画にしたがって個々の建築を制約していくという方法ではなくて、建築が次々に連続していくときの、その連続のための因子を、自分の中に持っているような建築が考えられればいいわけである。方法としてはきわめて単純な方法なのだ。全体計画など決めないで、それぞれのオーナーの都合で勝手に建築をつくることにすればいい。ただし、その建築は接続の因子を自分の中に持っているような建築である。〈通り抜けの道〉が、いわばその“因子”である。」山本理顕

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商業的な賑わいという点では疑問が残るものの、通り抜け通路とそれをつなぐ階段、街路側にせり出した動線、大きな抜けの空間、所々に見られるブリッジなどが都市と建築の関わりという点でその役目を果たしている。外観は全体的に金物を多用したメカニカルな工場のようなハコの上にGAZEBOから一連して見られる仮設的な屋根がのっている感じ。北山さんが新建築の月評で言っているように、上に住む場所、下に公共空間を持つ表参道ヒルズが「公共という主題」で示されるものとするならば、GAZEBOでは「住むこと」にその主題がおかれていると言える。同様の構成を持つ緑園都市での主題はどちらにあるのか。空間を一通り見た限りだといまいちはっきりと感じ取れない。

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代官山ヒルサイドテラスのように通りの両側にわたって統一された計画がなされていて、谷間にある駅を挟んだ一体的な風景が出来上がっている。相鉄が緑園都市駅一体の計画を山本理顕に任せる事で実現した風景である。しかし所々に見られる“因子”に繋がりが見られないのが少し気になる。右の写真がその典型的な例。通り抜け通路の奥には貸し倉庫。建て主、相鉄不動産。建築家の意図が見事に裏切られている。下階の通り抜け通路を接続因子とした部分がコンセプトであるにも関わらず、どちらに主題があるのかはっきり感じとれなかったのは、こういうところに原因があるのかもしれない。
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by shimpei_ymsht | 2006-12-28 20:38 | 建築
商業建築のあるべき姿として
最近ブログの更新頻度がガタ落ちしてますが。
それは僕がここのところ、家と研究室の往復を繰り返すという
少々刺激の足りない日々を送っているからに他ならない。

という言い訳をしておきます。



ここ数年、青山・表参道には建築家がその設計を手がけた手がけたブランドショップが立て続けに出現しているという状況がある。
ブランドショップは、現代商業建築において特別な意味を持つ。その根底には、消費社会を象徴するかのような概念が存在している。だからそれらの建築に、敷地の背景や都市風景から異化しようとするベクトルが働くのも無理はない。そもそも商業という分野において「他とは違う特別なものであること」は本質的な考え方の1つだから。
そのような消費原理のみに左右されがちなブランドショップの中でも、ルイ・ヴィトン表参道は、ある種の都市性を帯びた希有な存在として位置づける事ができるのではないか。確かにルイ・ヴィトンのトランクを積み重ねたような外観には、広告的側面という意味でのシンボリズムは存在している。ただその一方で、内部には回遊性のある空間構成を内包している。街路空間が外からそのまま店舗内まで浸透しているかのような、都市的な様相を呈しているのである。そしてこれはディオール表参道にみられるような、内部空間をスッパリと分断するスラブ積層型建築には無い魅力である。
高度消費社会として位置づけられる今日、にぎわいを生み出し生活を豊かにしてくれる商業建築は、都市生活/都市空間に密着したものであらねばならない。だからこそ、青山プラダみたいにブランド広告として目立つという目的のみで、敷地の背景を無視したような建ち方をする商業建築なんてあり得ないんじゃないかと。



先週のN沢さんとのエスキスを終えて、こんな立場から論を展開していく流れになってきました。
修論の着地点がなんとなく見えて来たような、そうでもないような…。


先日ひさしぶりに都内に出て、ヴィトン表参道を見に行ったら店頭にこんなものが。
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Olafur Eliasson/Eye See You

クリスマスプロジェクトととして、世界350店以上のルイ・ヴィトンの店頭がオラファー・エリアソンの作品で輝くのだそうで。どうやら銀座とか行っても見られるみたいですな。
街はクリスマスに向けてのライトアップがそこかしこに見られるようになってきました。
表参道のakariumもキレイでした。

んでちょっと早いけどクリスマスプレゼントに前から欲しかったヘッドフォンを頂きました。
これで論文作業中の音楽環境は格段に良くなります。
ついでに作業スピードも2倍くらいになってサクサクと進んでくれないもんだろうか…。
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by shimpei_ymsht | 2006-12-18 23:27 | 雑記
横浜に来たからこそ
できるようになった事をやってやりたい

と思う。

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夜、研究室OBのhomさんに修士論文の相談にのってもらおうと新宿へ。
最近、気持ち的にも追いつめられて来て
ちゃんと論文テーマについて考え続けていたので
なんとかぼんやりとしたテーマが浮かび上がって来た気も…。
でも人にちゃんと話をしてみると全然進んでいない事もしっかりと見えて来たりもして。


いざ取り組み出すと本当に学生最後の仕上げだし
設計でも論文でもかまわないからちゃんとしたモノを提出したいと
そんな気持ちがジワジワと湧いてくるわけで。

去年の春に横浜へ来てからというもの
学部時代の環境との違いに驚きながらも
そのズレを観察したりすることが本当に面白くて
その時々にいろいろと考えて来たわけですが(060126060215
やはり横浜に来たからこそ持ち得た視点であったり考え方であったりを
何かしら自分の中で着地させておきたいという思いが
日増しに強くなって来ているわけで。

要するに最後に“都市の公共性”みたいなデッカイことについて語りたいわけなのです。



写真は最近風景とか撮ってないな〜ってことで研究室からの景色。
夕方、建築学棟7階から見える空はなかなかのモノなのです。
もう少し右には富士山も見えます。
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by shimpei_ymsht | 2006-11-12 23:27 | 建築
都市計画
M1の前期デザインスタジオが終了、今日講評会がありました。

約4ヶ月間TAとして週1でN沢さんの思想にどっぷりと浸かるのはなかなか貴重な経験だった。去年「都市計画」という今年と同様のお題で悩み苦しんだ経験からか、ただTAをやっているよりも余計に楽しめた気がする。 そして2年かけてようやく「都市計画」というお題に込められたN沢さんの考えがわかったような気も。といってもまだまだだと思いますが…。 都市の未来像を描くという事、まだ今はない新しい現実をそこに存在させるということ、その本当の魅力がじわじわと自分の中にしみ込んで来たみたいです。 去年自分たちが課題に取り組む上で失敗したことを、今年は繰り返さないようにといろいろと伝えていたつもりだったのだけど、まだまだ僕の力不足だったのかも。来年度も同様の課題があったら今のM1から2年間の積み重ねを下の代に伝えてほしいものです。 なんにせよ提出直前のヘルプから講評会の準備まで2日間忙しくさすがに疲れたけれど、無事に終わって一安心でした。


ついでですがイベントの告知。
北仲OPEN!!2006、明日から始まります。
北仲BRICKと北仲WHITEにスタジオを構えるクリエイターが、自らの活動を紹介し、普段見ることができないアトリエや仕事場を特別に公開致します。僕たちも講評会後に荒れ果てた北仲309を掃除して、M1の課題模型を展示、なんとか見られるようにしました。 お暇な方は是非。
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by shimpei_ymsht | 2006-07-27 22:26 | 建築



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